セミオーダー「ふなつちょうのいえ」お客様インタビュー

セミオーダー「 ふなつちょうのいえ 」お客様インタビュー

常に寄り添ってくれて出来た、無理せず快適なパッシブハウス。

「いいなあ」と思った家に、サイトでもう一回出会った。


Q.最初のきっかけは、むらかみ食堂だったと聞きました。
詳しく言うと、むらかみ食堂のそばを車で通った際に、隣に建てられていた家に目を惹かれたのです。黒いガルバリウムの外壁が格好いいなあと思いました。庭の柵も僕好みでした。その後、インターネットで建築家を探していた際に、むらかみ食堂とそのお隣の家が、ともに伊藤さんによる設計だと知ったのです。「あ!あの家だ!」って。驚きました。

Q.パッシブハウスにご関心があったそうですね。
ありました。私も妻も、ずっと関心を持っていました。自然の力を最大限に活かし、光熱費を抑えながら快適に暮らせる家に、住みたいと思っていました。伊藤さんのサイトを見ていると、パッシブハウスについての考え方が綴られていたので共感を覚えましたね。

Q.それが依頼の決め手になったのですか?
大きな決め手になったのは、適正価格で建てられるとわかったことですね。実は、従来にも、別のビルダーで、契約寸前まで至ったことがあったのです。でも、要望を言っても「予算が足りないからできない」とあっさり断られたり、金額の不透明感があったりしたので、やめました。その点、伊藤さんは誠実な方です。お会いした際に、金額について明瞭なことはわかりました。ようやく安心してスタートできるって思いました。

「予算が合わない」では、終わらせない姿勢が嬉しかった。

Q.家づくりしていく中で印象に残っているのは?
最初から最後まで、伊藤さんがいつも親身になってくれていたことです。例えば、設計において、希望していたことが予算やスペースの関係上で無理だということが判明しても、何とかアイデアを別の形で活かそうとしてくれました。

Q.可能でしたら、エピソードをお聞かせください。
設計の終盤の段階で、物置が欲しくなってお願いをしました。家の外ならばすぐ出来たのだと思いますが、庭などのスペースを確保したかったので、何とか家の中に作ってほしいと頼んだのです。伊藤さんは、玄関脇をうまく使って作り出してくれました。今、アウトドアの道具やタイヤなどを入れるのに重宝しています。

Q.建築が始まってからはどうでしたか?
常に足を運んでくれていました。現場で見ていて、ちょっと思いとちがっていた部分があったりして相談すると、直ぐさま対応してくれました。その都度ちゃんと聞いてくれたので、出来上がってくるのを楽しみに待つことができました。建築家は家だけでなく、安心をつくる人でもあるんだなと思いましたね。

使いやすくて居心地も良い。それが、パッシブハウス。

Q.特に気に入っている点について教えてください。
メインのリクエスト担当であった妻が特にこだわっていたのは、ランドリールームでした。従来住んでいたアパートは、洗濯物を干す場所が狭く、家の中に干したとしても、なかなか乾きませんでした。今回の住まいでは、たくさんの日差しが入るガラス張りのドライスペースを用意しました。洗濯機置き場と一体になっており、洗ったらすぐに干してアイロンをかけて畳んで収納、という一連の流れがその場で行えます。おかげで家事が非常に楽になりましたね。また、家の中心にキッチンを配置したことで、いつも家族の気配が感じられるようになり、家事に集中ができるようにもなりました。

Q.旦那様のお気に入りポイントは?
私が気に入っているのは、開放感です。庭とつながる明るいリビングを作り上げてくれたことで、毎日、心地の良い生活を送らせてもらっています。従来のアパートと比較してはいけないですが、広くて明るくて子どもたちも喜んでいます。

Q.リビングは確かに気持ち良さそうです。
夏の厳しい直射日光が入ってくることはなく、それでいて、冬は暖かい日差しがちゃんと差し込んできます。それに加えて、風が通り抜けて気持ちいいです。まさにパッシブハウスなんですよね。実際に、ちゃんと光熱費も抑えられて、年間の光熱費(オール電化)は、11万円ほどでした。無理せず心地よくコストを落とせる家にできたこと、本当に、感謝しています。ありがとうございました。

このたびは、取材のご協力ありがとうございました。