落ち着く家でのテレワーク、ストレスフルかと思ってましたが、ストレスレスでございました!

クライアント様よりメールをいただきました。
以下、メールです。

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こんにちは。
コロナの影響でテレワーク中なのですが、ハンモックを子どもたちにつけてあげたところ・・・略・・・微笑ましいので思わずメッセージさせていただきました!
落ち着く家でのテレワーク、ストレスフルかと思ってましたが、ストレスレスでございました!
改めて伊藤さんに感謝ですね!
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楽しそうで心地よさそうな写真を送っていただいたので、許可を得て掲載させていただきました。
午前中スタッフとコロナ後の住宅をしっかりと考えよう!!なんて打合せをやってたのですが、今のままでいいかなと思ってしまった。
アフターコロナとか高気密高断熱とかSDGsとか、ちょっと息苦しい・・・
もっと自然な感じの住宅をつくりたいな・・・


Mizuki Ito Architects
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お施主さんへの質問タイムでは、我々のことをあまりにも褒めてくれるので感動してしまいました!

見学希望が多かったので、「ばんでんのいえ」にて暮らしの見えるオープンハウスを開催しました!

床暖が止まっていて、エアコン1台(20℃設定)で家全体が暖く、パッシブハウスの威力を改めて実感することができました。

また、土間・使い勝手・お施主さんの暮らしぶりなどなど・・・実際の暮らしを見学させていただくことは、ほんと参考になります!!

お施主さんへの質問タイムでは、我々のことをあまりにも褒めてくれるので感動してしまいました!


Q:建築家(伊藤設計)に依頼してよかった?
A:もののヒアリングではなく、ライフスタイルから考えてくれ、本質的なところから提案してくれてよかった。

Q:お気に入りの場所は・・・
A:いろんな良いところがあり、一言では言えない!

Q:もっとこうすればよかったというところは?
A:ありません!


などなど・・・
また機会があったら開催したいと思います!

次回のオープンハウスは、3月に2件ほど開催予定です。

年賀状に嬉しいコメントがいっぱい!! 

みなさまあけましておめでとうございます。 伊藤瑞貴建築設計事務所は、今日から仕事始め! ブログ&SNSの方も今日から再開したいと思います。 

今年は、何故だか・・・ お施主さんからの年賀状に嬉しいコメントがいっぱい!! 

・新居から見える朝日が最高です!暖かい新居で新年を迎え家族みんなで喜んでいます。 
・冬暖かくて、夏涼しく、プールもできて、とっても幸せにすごしています。主人は単身赴任ですが家事楽おうちでなんとかやってます。
・3年目になりました。大変使い勝手が良く住み心地は満点です。 
・細部まで美しく、ふと見ているだけで嬉しくなる「おうち」をありがとうございます!!大切にします! ・家、すごく快適です。BBQ!プール!たくさんしました! 
・毎日楽しく暮らしています!遊びに来てください! 

などなど・・・ 

褒められて伸びる私としては、とても気持ちの良いスタートとなりました!! みなさま本年もよろしくお願いします。

体だけでなく心も温まってる感じが伝わってきて、設計者として嬉しくなります!! 福井県福井市パッシブハウス

T Houseのお施主さんから嬉しいコメントをいただいたのでUPします!
以下、お施主さんからのコメントです!!
体だけでなく心も温まってる感じが伝わってきて、設計者として嬉しくなります!!

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おはようございます!

今週、薪ストーブの慣らし運転を3回したあと本格的に温度を上げました!
これで冬準備は万全です!

冬の日射を取り入れられたのは今週も1日だけでしたが、貴重なひなたを犬も満喫。
日中室内は余裕で20度以上になります!
いまの住宅ってスゴイですね!!

日照が得られないときは薪ストーブで暖を。
お天気がよくても悪くても、パッシブハウスのよさを体感できる冬が楽しみになりましたー!!

伊藤さん、本岡さん、中島さん!ステキな家をありがとうございます。

リノベーション「にしたにのいえ」お客様インタビュー

自然体で幸せになれる住まいを、
リノベーションで、実現してくれた。

「この人なら、わかってくれる」。
想いの詰まったリノベーションを託せた。

Q.今回は、ほぼ全面改修に近いリノベーションとなりました。

12年前に購入した建て売り住宅を改修して頂きました。構造部分やアルミサッシなど「残せる箇所は残しながら施工」という状況下にありながらも、ずっと抱いてきた想いをしっかりとかたちにしてもらえて、本当に幸せです。家族3人が暮らすのに必要なものと場所がぎゅっと詰まった住まいができあがりました。

Q.依頼の過程には、不思議なつながりにも出会ったそうですね。

いろんなウェブサイトやたくさんの雑誌などを見て伊藤瑞貴建築事務所にたどり着いたのですが、以前から良い建物だと思っていた身近な友人の物件も、実は伊藤さんの手によるものだったと知りました。 選択が正しかったことを改めて感じ、さらに嬉しくなりました。

Q.最終的にご依頼の決め手となったのは何でしょうか。

何度かお目にかかって、対話をさせて頂いて、「ここなら、この人ならば、わかってくれる!」と感じたからです。価値観の共有って、本当に難しいことだと思います。私たちが漠然と思い描いていることをさらりと拾い上げ、「こういうことですね!」と表現してくれることは、どんな建築家でもできるわけではないと思っています。また、そこには、相性も重要です。伊藤さん対しては、穏やかな人柄も併せて、まさに求めていた人だと感じました。

「無理」と言わずに、考え、工夫してくれる。
その姿勢がありがたかった。

Q.ご期待通りの打合せができましたでしょうか。

はい。自分たちのイメージが、打合せを重ねる中でどんどん明確になっていきました。理想のライフスタイル、色合い、空間の雰囲気など、私たちが思うままにお願いしていくことを、期待通りまたは予想外のかたちでプランとして呈示してくれました。そして、本当に有難かったのは、「無理」とは決して言わないでくれたこと。予算の中で、何とか理想を具現化する方法を考えてくれました。毎回の打合せで、「伊藤さんに頼んで良かった!」って思っていました(笑)。

Q.現場で打合せさせてもらったこともありました。ご足労、感謝します。

とんでもないです。そこで起きている問題がよくわかったので理解しやすかったです。改修の場合には現場での打合せは効率的だし必要だと感じました。印象に残っているのは、伊藤さん他、工務店の方、大工さん、電気工事の方、建具屋さんなど皆さんが一つになって課題を解決しようとしてくれていた姿です。予算のやりくりや、より住みやすい環境にする方法を、常に思案してくれていました。嬉しかったですね。

Q.それでも足が出てしまった予算。旦那様のご決断が実現を導きました。

確かに、当初考えていた1階の漆喰壁やメープル材を用いた床は、予算の都合上、一度断念せざるを得ない状態となりました。しかし、夫が決断してくれて遂行することとなりました。でも夫がそうした大きな理由は、常に何とかしようとしてくれていた伊藤さんたちの姿だったと思います。

歳月とともに風合いが増していく住まい。
帰ってきた時に、幸せを感じられる場所。

Q.プランの中で特に気に入って頂けた部分を教えてください。

階段を降りたところを起点にしてリビング脇に伸びる「木のベンチ」です。座ると、背後の障子を通して伝わる優しい光を感じられます。実は当初、私は縁側が欲しかったのですが、改修という状況下では難しく、諦めていました。そんな中で伊藤さんからポンと提案して頂いたのが「木のベンチ」でした。そのアイデアに、嬉しさが込み上げました。伊藤さんは、私からもともと伝えてあった「読書が好き」「落ち着ける場所で過ごしたい」「自然を感じられる環境を」などのキーワードをそっとすくい上げて、その意図を、縁側とは別のかたちに仕上げてくれたのです。ソファがすぐそばにあるのに、夫も気づくといつも木のベンチに座っていますし、子どもも机代わりにしたりして愛用してます。

Q.そういえば「落ち着ける場所」というのは一つの大きなテーマでしたね。

実家がそういう雰囲気で大好きだったので、テーマの一つとなっていました。風が吹き抜け、温かみがあり、視線の先に緑が見える。歳月と共に風合いが増し、より好きになっていく家であること。……いま、一年住んでみて、どれも実現してくれていることを実感しています。また、採光など見えない部分を緻密に設計してくれているおかげで、夏は涼しく、冬は暖かです。光熱費については、改修前と比較すると、なんと約半分になってます。生活動線も大きく変わり、家事・仕事がすごく楽になりました。外出先から帰ってきた時、家に灯がともり、明かりが障子から漏れている表情を見ると、幸せな気持ちになれます。今回、本当に、頼んで良かったと思っています。ありがとうございました。

このたびは、取材のご協力ありがとうございました。

にしたにのいえ 竣工写真
にしたにのいえ 光熱費データ

セミオーダー「ふなつちょうのいえ」お客様インタビュー

セミオーダー「 ふなつちょうのいえ 」お客様インタビュー

常に寄り添ってくれて出来た、無理せず快適なパッシブハウス。

「いいなあ」と思った家に、サイトでもう一回出会った。


Q.最初のきっかけは、むらかみ食堂だったと聞きました。
詳しく言うと、むらかみ食堂のそばを車で通った際に、隣に建てられていた家に目を惹かれたのです。黒いガルバリウムの外壁が格好いいなあと思いました。庭の柵も僕好みでした。その後、インターネットで建築家を探していた際に、むらかみ食堂とそのお隣の家が、ともに伊藤さんによる設計だと知ったのです。「あ!あの家だ!」って。驚きました。

Q.パッシブハウスにご関心があったそうですね。
ありました。私も妻も、ずっと関心を持っていました。自然の力を最大限に活かし、光熱費を抑えながら快適に暮らせる家に、住みたいと思っていました。伊藤さんのサイトを見ていると、パッシブハウスについての考え方が綴られていたので共感を覚えましたね。

Q.それが依頼の決め手になったのですか?
大きな決め手になったのは、適正価格で建てられるとわかったことですね。実は、従来にも、別のビルダーで、契約寸前まで至ったことがあったのです。でも、要望を言っても「予算が足りないからできない」とあっさり断られたり、金額の不透明感があったりしたので、やめました。その点、伊藤さんは誠実な方です。お会いした際に、金額について明瞭なことはわかりました。ようやく安心してスタートできるって思いました。

「予算が合わない」では、終わらせない姿勢が嬉しかった。

Q.家づくりしていく中で印象に残っているのは?
最初から最後まで、伊藤さんがいつも親身になってくれていたことです。例えば、設計において、希望していたことが予算やスペースの関係上で無理だということが判明しても、何とかアイデアを別の形で活かそうとしてくれました。

Q.可能でしたら、エピソードをお聞かせください。
設計の終盤の段階で、物置が欲しくなってお願いをしました。家の外ならばすぐ出来たのだと思いますが、庭などのスペースを確保したかったので、何とか家の中に作ってほしいと頼んだのです。伊藤さんは、玄関脇をうまく使って作り出してくれました。今、アウトドアの道具やタイヤなどを入れるのに重宝しています。

Q.建築が始まってからはどうでしたか?
常に足を運んでくれていました。現場で見ていて、ちょっと思いとちがっていた部分があったりして相談すると、直ぐさま対応してくれました。その都度ちゃんと聞いてくれたので、出来上がってくるのを楽しみに待つことができました。建築家は家だけでなく、安心をつくる人でもあるんだなと思いましたね。

使いやすくて居心地も良い。それが、パッシブハウス。

Q.特に気に入っている点について教えてください。
メインのリクエスト担当であった妻が特にこだわっていたのは、ランドリールームでした。従来住んでいたアパートは、洗濯物を干す場所が狭く、家の中に干したとしても、なかなか乾きませんでした。今回の住まいでは、たくさんの日差しが入るガラス張りのドライスペースを用意しました。洗濯機置き場と一体になっており、洗ったらすぐに干してアイロンをかけて畳んで収納、という一連の流れがその場で行えます。おかげで家事が非常に楽になりましたね。また、家の中心にキッチンを配置したことで、いつも家族の気配が感じられるようになり、家事に集中ができるようにもなりました。

Q.旦那様のお気に入りポイントは?
私が気に入っているのは、開放感です。庭とつながる明るいリビングを作り上げてくれたことで、毎日、心地の良い生活を送らせてもらっています。従来のアパートと比較してはいけないですが、広くて明るくて子どもたちも喜んでいます。

Q.リビングは確かに気持ち良さそうです。
夏の厳しい直射日光が入ってくることはなく、それでいて、冬は暖かい日差しがちゃんと差し込んできます。それに加えて、風が通り抜けて気持ちいいです。まさにパッシブハウスなんですよね。実際に、ちゃんと光熱費も抑えられて、年間の光熱費(オール電化)は、11万円ほどでした。無理せず心地よくコストを落とせる家にできたこと、本当に、感謝しています。ありがとうございました。

このたびは、取材のご協力ありがとうございました。

「 むらかみ食堂 」お客様インタビュー

風景と食を一つにする難題に、
どこまでも一緒に取り組んでくれた。

悩むことがいろいろあると想像できた。
だから、伊藤さんに頼もうと考えた。

●数年前にはご自宅の設計も承り、今回はそれに続くご依頼となりました。
はい。自宅に続く店舗の設計、本当にありがとうございました。当然ですが、「一度お願いしたことがあるから」という理由だけでお願いしたわけではありません。自宅の設計をしてもらった際は、私たちの話をじっくりと時間をかけて聴いてくれて、やりたいことを細かく理解してくれました。だから今回「食堂を作りたい」と一念発起した時、同時にいろいろ迷いや悩みが生まれることも想像できたのですが、伊藤さんなら全てひっくるめて受け止めてくれると思い、お願いするに至ったのです。

●ありがたいことです。でも、今回、最初から明確なイメージを持っていらっしゃいましたね。
構想に約4年かけたので、コンセプトについては、確かに納得できるまで考え尽くしていたように思います。注力したのは「周りの風景と食をひとつにすること」でした。オーナーである夫の実家が米作り農家なので、持っている環境にはすでに多くの魅力が詰まっていました。立地場所となった杉谷町は、城山の麓にある30軒ほどの集落で、昔ながらの木造住宅が並び、家々には蔵が隣接して建てられています。城山と逆の方向には、季節に合わせて姿の移ろう美しい田んぼが広がっています。

●昔、オーナーは、その魅力にあまり気付いていなかったそうですね。
そうです。ずっとこの場所で暮らしてきたオーナーにとっては、まさに当たり前の日常だったので、周囲からの客観的な評価に驚いたそうです。そして、持ち得る魅力をしっかりと自認した上で、伊藤さんとの打合せで引き出されたキーワード「農家食堂」に共感しました。単なるレストランではなく、ここにしかない風景の中に生まれる「農」と「食」をつなぐことで「今」を未来へ渡すプロジェクト。そこに参加できることを非常に誇らしく感じました。

四季で表情が変わる田の風景を、
最高の状態で味わってほしかった。

●建てる途中では、どんなことが印象に残っていますか?
何度も綿密に打合せして、完成状態がどうなるのかについては想定できているつもりでしたが、実際に建て始めて初めて見えてくる部分が多数ありました。厨房のスペースや通路について、その広さについて、伊藤さんとあらためて話をしながら進めていきました。

●打合せも含めた竣工までのプロセスで特に大変だったこととは何でしょうか?
厨房ですね。どんなものが本当に使いやすいのか繰り返し検討しました。サイズや配置について、レストランを営む知人からもアドバイスをもらいました。特に、厨房と客席空間の広さのバランスについては長い時間悩まされた気がします。当初から客席は30席ほどにしようと考えていて、それに対してちょうど良い距離感で厨房をレイアウトしたいと望んでいました。最終的にしっくりとくるサイズや配置におさまって良かったです。

●こだわった箇所はどこでしょうか?
景観の見せ方です。目前に広がる田んぼは、四季で姿を変えます。貯めた水に映り込む空模様、青々と育った葉を揺らしていく風、刈り取られていく黄金色の稲穂。どの季節の表情も美しくて、思わず目を奪われます。その光景から生み出された美味しさを味わう瞬間が、より最高のものになるように、窓はできる限り大きくしました。駐車場を食堂からの視界に入れたくなくて、どうしようか思案に暮れている時、伊藤さんが、薪ストーブ用の薪置き場を設置するアイデアを出してくれました。思わず「それ!」と膝を打ちました。

背景となる杉谷町とともに、
福井市景観賞を受賞。

●薪ストーブは非常に象徴的ですよね。木の魅力が活きています。
薪ストーブは、食堂を作ろうと思った時点から欠かせないと感じていた要素の一つでした。薪の柔らかな暖かさに包まれながら、地元のご飯を味わうことは本当に贅沢です。また、外壁やテーブル等の素材には、県産杉材を用いました。この地で育った杉に囲まれるひとときは、この地の優雅な自然に囲まれるひとときと同じだと思います。

●素材といえば、壁には漆喰を用いました。
そうですね。杉谷町のシンボルの一つである蔵のイメージに近づけたいという想いがありました。優れた吸湿・放湿性による結露の抑制や耐久性の向上という機能性の高さも、もちろん魅力的でした。昔から蔵の素材として用いられていた理由がよくわかります。伊藤さんは、今回「長い間愛される建築」を目指して設計・デザインしてくださり、それを、見た目にも、居心地にも、機能にも反映されていると感じています。

●むらかみ食堂は、2015年度の福井市景観賞・特別賞を受賞しました。
食べに来てくださるお客様のことを考えて考えて伊藤さんとつくったむらかみ食堂が、このような賞を受賞したことは心からの喜び。また、実は、杉谷町としても風景部門の賞をいただきました。風景と食をひとつにして食堂を作り上げた私たちとしては、輪をかけて嬉しいです。

●今あらためて依頼してよかった思う点は?
やはり、私たちの理想を的確にかたちにしてくれたことだと思います。今回の依頼は、自宅以上にこだわりましたし、全てを譲れなかった。それでも、ひとつひとつ細かく耳を傾け、生まれる課題を解決していってくれたことに感謝しています。もし、今後、次の何かしらのプロジェクトに取り組む時にも、依頼する作り手の選択肢には必ず伊藤さんのお名前が入ると思います。間違いないです。

このたびは、取材のご協力ありがとうございました。

むらかみ食堂

フルオーダー 「しもえもりのいえ」 お客様インタビュー

家族の「身の丈」を、
豊かにデザインしてくれた。

スーパーの袋が、
その辺にあったりするわけです。

Q.今回依頼したきっかけを教えてください?

仲の良い友人が、伊藤瑞貴建築設計事務所で自宅を建てたのです。その住まいを含めた実績のいくつかを実物や写真で見させていただき、相談したいと思いました。

Q.依頼する決め手になったことはなんでしょうか?

作り手の個性が必要以上に前面に出ていないことです。実は、依頼するまでに、他の様々な設計事務所の実績もチェックしました。要素を限りなく削ったスタイリッシュなデザインや、住まい自体がかつてなく新しい企てにも見えるアイデアなど、いろいろ勉強させてもらいました。感嘆するデザインはたくさんありましたが、自分の家族の住まいには、あてはまりませんでした。もちろん素敵なデザインを求めたいですけど、自分たち家族の暮らしがそこに想像できるかと問われると、少し疑問だったのです。

Q.それは「生活感」のことでしょうか?

はい。人が生活していれば、その辺にスーパーのビニール袋があったり、アニメのキャラが描かれた子供のおもちゃなどが転がっていたり、必ず生活感というものが出てくると思うのです。特に我が家は、育ち盛りの子供が二人いるので、いい意味で家の中はバタバタです(笑)。できれば、そういう状況を取り入れた上で素敵なデザインであってほしいと思いました。つまり、家族のありのままの、身の丈の暮らしを豊かに描いてくれる住まいに住みたいと考えたのです。

要望の前に、
暮らし方をわかってくれた。

Q.確かに、Tさんのご相談のスタイルにはその思いが表れていました。

僕は、相談するにあたって、自分を含めた家族の普段のファッション、趣味、乗っている車など、まさに現状の等身大の姿を、キーワードやビジュアル要素として、伊藤さんに提示させてもらいました。具体的な課題の前に、僕たちの暮らしの「あり方」を知ってもらいたかったんです。

Q.ライフスタイルを確認させてもらった後に、プランのご相談をいただきましたね。

はい。僕は、土間と玄関が一体になった広い空間を要望しました。自転車に乗ることが好きなのでそのメンテナンスをする車庫として、または日曜大工をする空間として、さらに、スノーボードもしているので、ホットワックスがけの場所として利用したいと思っていました。また、家族で寛ぎたい思いから広いウッドデッキもお願いしました。

Q.奥様からも他のご相談がありました。

そうですね。妻は、ヨガのインストラクターをやっているので、スタジオとして使える場所を2階に設けたいと考えていました。5〜6人の女性限定の教室で、開放的な気持ち良い空間をお願いしていました。南向きの、大きな窓のあるスペースを用意してほしいと伝えたように覚えています。

シンプルだけれども、
シンプル過ぎない洗練性。

Q.できあがって、実際に住んでみていかがですか?

いくつかお願いした要望に対して、暮らし方を踏まえた上での設計を丁寧に施してくれていました。シンプルなのだけれど、シンプル過ぎない。自分でいうのもなんですが、無理せず等身大で暮らしているのに、洗練性を感じます。無垢の使う量や、節目を故意に配しているところからそういう雰囲気が生まれているのでしょうか。暮らしながら、「ああ、僕の家族をわかってくれている」と、感じています。

Q.特にそう感じていただけたのはどの部分でしょうか。

吹き抜けです。今回、玄関に螺旋階段を設置して、そこから2階との繋がりをつくってもらっています。昨今の流れではリビングに階段を取り付けることが多いようです。でも、妻のヨガ教室のことや子供たちの遊ぶ空間など、今後僕たちが望んでいる1・2階リビングの使い方を踏まえてもらいました。また、当然なのかもしれませんが、夏の光の入り方や風の通り道など、住んでいる場所だからこその自然環境に配慮した造りにもしてくれました。

Q.お気に入りの場所は?

吹き抜けも好きですが、お気に入りは?と尋ねられると、リビング&ウッドデッキを挙げたいですね。リビングからつながるデッキは、非常に開放的に仕上げていただきました。屋内の床とデッキがフラットになっているので、庭に向かって広がる空間に、あまり境目が感じられません。視界がそのままに庭へ、そして空へ続いていく感覚です。気持ち良いですね。

Q.今、あらためて依頼してよかった思う点は?

やはり、身の丈にあった住まいのデザインをつくってくれた点です。その上で、柱の配し方や棚の設計などセンスに溢れる場所が各所に表れている。家づくりには様々な思いがあると思いますが、僕のように考える方は、ぜひ伊藤さんにお願いされてみてはどうでしょうか。

このたびは、取材のご協力ありがとうございました。

しもえもりのいえ